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カフェ&ギャラリー柿の庭

コラムCOLUMN「渋柿の庭」

柿の庭スタッフの仕事話や、運営に関係ない話まで、色々なお話を掲載するコラムです!

※過去のコラムはこちらにあります。(過去のコラム一覧へ)

2014/6/7

今治タオルのふるさと

今治タオルといえば、日本が世界に誇るブランドのひとつですよね!

今治といえば、タオル。タオルといえば、今治。
取扱い店舗である以上、お客様に説明する責任があるわけでして、今回はそんな今治タオルのうんちくについて色々と調べてみました!

ちなみに、当ギャラリーではこんなの取り扱っております。
http://kakinoniwa.com/shop/imabari.html
入学、卒業、送別のプレゼントやお中元用にひそかな売れ筋商品となっているのであります。



<そもそも今治てどんな所?>(※個人的感想含む)
愛媛県今治市。瀬戸内海に面した造船で有名な街であります。
まあ、ネットで調べれば今の時代、大抵の事は分かると思いますので、詳細は省略することに致しましょう(^^;

今を遡ること、10年ほど前に四国を旅する機会がありまして、松山道後温泉〜金比羅山へ電車で旅する途中、自由時間がかなりあったので、ふと思ったわけですよ!

「世界のIMABARIというくらいだから、四国の横浜みたいな場所に違いない!」

松山から予讃線に乗ること30分余りだったでしょうか。
脳裏にはランドマークタワーや赤レンガ倉庫ばりの光景と期待を胸に今治駅へいざ出陣!


歩けども歩けども、観光名所らしきものは見当たらず。
コンクリートのお城(今治城)がかつての繁栄を静かに物語るのみ。

・・・札幌の時計台なみのがっかりポイントだよ。(※失礼。個人的感想含む。)

通りには人もまばらで、、、市民の方々は一体どこにいらっしゃるのでしょうか?



<あれから10年、改めて今治について考える>

 愛媛県今治市が世界最大のタオル産地といわれている。同市にはタオル製造業者175社が加盟する「四国タオル工業組合」がある。同組合に加盟する事業者の工業出荷額は約630億円である。
しかし、現在のタオル生産は安価な中国産などが主流になっており、今治市を含めた国内のタオル産地は苦境に立たされている。そのため、国内業界団体は、国に対して中国などへの繊維セーフガード発動を要請している。こうした背景から今治市では、高価で高品質な製品の生産に方向転換しつつある。
また今治のタオルメーカーがニューヨークホームテキスタイルショーでグランプリを連続で受賞するなど海外でも注目されたことから、経済産業省の「JAPANブランド育成支援事業」に指定され、今治タオルとしてブランドを確立する取り組みが行われている。ブランディングプロジェクトのディレクションを手がけるのは佐藤可士和。
2010 FIFAワールドカップの日本代表応援グッズのタオルマフラーは今治製となっている。
(出典:Wikipedia)


ワールドカップで使用されていたとは・・・初耳でした(^^;
もしかしたら2020年の東京オリンピックでも注目されるかもしれませんね!


今治市は部外者の私から客観的に見ても、同愛媛県内の松山、内子・大洲などと比較しても、観光資源に乏しい。
観光産業で対抗するのではなく、高品質タオルに特化した町興し政策を行っているのは、ある意味正しいとも思えます。
明治年間よりタオル生産を行っているそうで、資源を一点集中させたのが功を奏したのかも。


ここ、埼玉県川口市も東京に近すぎることがかえって災いしており、観光資源は乏しいと思われます。
鋳物や盆栽、NHK映像アーカイブスとか、アーティスティックな眠れる素材は色々あるとは思うのですが、イマイチメジャーになりきれない感じでしょうか?

柿の庭では、川口市・蕨市エリアを文化都市に!という壮大なるテーマ?を掲げて今後も地域考察を続けて行きたいと思います。

※今治タオルに関しての魅力は多すぎて書ききれない為、また次回に続く!(??)

(柿の庭WEB担当 柿右衛門)




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