絹織物の街〜桐生探訪記〜
カフェ&ギャラリー柿の庭のオーナーFUFUKOです。
先のゴールデンウィーク期間を利用して、群馬県桐生市に行って参りました。
服飾作家活動の一環として、良質な布を探すのが今回の訪問の目的でした。
埼玉県から北上し、小山駅を経由、栃木、足利を通過してJR桐生駅に到着。
駅前でサイクリング自転車を借り、街中を巡りました。
時間がありましたので、上毛電鉄・西桐生駅に立ち寄りました。
この電車は少し変わっておりまして、自転車を社内に乗せられるそうです。
駅舎は大変に古くレトロな雰囲気です。
(駅百選にも選ばれているとのことでした。)
近くには甲子園で有名な桐生第一高校があり、球児たちに思いを馳せながら街を進んで行きます。
電車の人身事故などの影響もあり、予定より1時間遅れでの到着でしたので、お昼ご飯を探して周辺を巡ってみたものの、月曜日のせいか、どこもお店が開いておりませんでした。
途中でキリンビールの古い看板をかけてあるお店を発見したので撮影してきました。
地元では有名なお茶屋さんも訪れてみました月曜休業です。
お店も多くはなく、都心のように決して便利ではありませんが、街並みは古く、気持ちが落ち着きます。
群馬大学工学部の方まで足を運んでみて、ようやくお昼休憩ができました。レンガの建物のベーカリーレストランを発見しまして、とても美味しいパンを頂けました。
旧銀行など、古い建物が多く立ち並んでいるのですが、特に目をひいたのが、あちらこちらに並ぶ雑居ビルのような建物。どこも同じ形をしておりまして、桐生独自の建築スタイルなのでしょうか。少し気になりました。
最後は隣のプラットホームの渡良瀬鉄道を撮影して帰路に着きます。車体に鹿の模様が描かれていて、綺麗でした。時間があれば渡良瀬渓谷へも行ってみたいと思いました。
お目当ての布探し、ですが、服飾作家として探していた「幻の布」に出会えました。これについては、今後、折りを見てご紹介させて頂きたいと思います。
(最後になりますが、本稿に当たってご協力頂きました朝倉染布様、有難うございました。)
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