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カフェ&ギャラリー柿の庭

コラムCOLUMN「渋柿の庭」

柿の庭スタッフの仕事話や、運営に関係ない話まで、色々なお話を掲載するコラムです!

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2014/5/18

明日香村観光のススメ

今、東京では密かな奈良ブーム?
キトラ古墳壁画展(東京国立博物館)、法隆寺展(東京芸術大学美術館)と、 奈良アートが目白押しなのであります。


昨日は、当ギャラリー主催でキトラ古墳鑑賞ツアーを実施してきたのではありますが、まあ人の多いこと多いこと・・・2時間待ちの行列でありました。壁画を見る時間なんて一瞬で終わり。疲れが先行するばかりで、殆ど印象に残っていなかったりするわけです。


自称奈良通の私としては、「こんなのキトラ古墳ぢゃない!都会の雑踏を離れ現地で観光してこその奈良ロマン!」と思いまして、是非とも、みなさんには一度、奈良県は明日香村まで足を運んで頂きく、記します!

キーワードは、「サイクリング」「古墳群」「蘇」だ!



【サイクリング】
飛鳥駅を降り立つと、貸し自転車屋がこれでもかという位に立ち並ぶ。
「飛鳥サイクリングコース」は、観光客に人気のオススメスポットだ。
飛鳥駅〜橿原神宮駅まで丸一日がかりの結構な体力勝負。

サイクリングロード 自転車で駅から少し離れると、万葉を髣髴とさせる原風景が広がり、これからの道程に対してワクワクした気分にさせてくれる。

サイクリングを楽しむのも良いが、所々に点在するこじんまりとしたカフェ、地元野菜の直売所などにも立ち寄る事をオススメする。
都会にいては味わえない品を探すのも旅の醍醐味だ。

難点を挙げるとするなら昼食事情か。チェーン店などは一切存在せず、格安でご飯を頂く・・・というわけにはいかないかもしれない。そこでオススメなのはお弁当持参。後述する石舞台古墳広場で食べるのがサイクリング気分を満喫するにはとても良いかもしれない。


【古墳群】
高松塚古墳道中は、兎に角、古墳、古墳、古墳。

巷ではキトラ古墳が有名だが、元祖古墳!と言えば、「高松塚古墳」(左図)。
見た目と大きさは、そこら辺に転がっている富士塚と同じ程度であり、その有名さとは裏腹に、明日香村最大のがっかりポイントだったりするのかも、しれない・・・。
現在は、公園になっていて、地元の方々の憩いの場となっている。
併設されている資料館では、壁画レプリカなどを鑑賞することができる。


鬼の雪隠サイクリングコースの途中には、他にもこんな古代の石群がたくさん(左図は鬼の雪隠。7世紀後半の石室の一部だそう。1300年前の遺物を目の前で拝めるのが奈良の凄いところ)。




石舞台古墳石舞台古墳に到着。
(石室の中に入ることも出来る。)
サイクリングコースも丁度、折り返し地点。
この時点で、結構、身体がへたってきており(日頃の運動不足)、帰りが億劫になる・・・。

古墳近くの広場は一面芝生が敷き詰められており、とても広い。
お弁当、お昼寝、サイクリング疲れを癒すのに最適なとっておきの場所だ。






【蘇(そ)】
サイクリングコース最終観光地点は、飛鳥寺。
飛鳥美術の代表作のひとつ、飛鳥大仏を拝観し、外へ出ると・・・。
蘇「蘇(そ)」が販売されている!
(お値段は、結構、高かった、はず)
「蘇」とは、古代のチーズのこと。
飛鳥時代には、年貢として納められていたとか、貴族の食卓に並んでたとか言う逸話のある一品。

多分、飛鳥寺限定販売と思われるのだが、これは珍味と思い、お土産として持って帰ろうにも、日持ちがしないため、現地で食すしかない幻のチーズなのである。
「蘇」の存在自体知っている方はおそらく殆どいないと思う。明日香村に立ち寄った際には、話のネタに、是非、古代のチーズをお試しお試しあれ。


拙い文で申し訳ありませんが、明日香村の雰囲気を少しでも感じ取って行ってみたい!と思って頂けたなら幸いです!
うーん、これを書いている自分が一番行きたくなってきたかも!
今度の長期休暇は明日香村に決まりですね!
※掲載写真は2012年5月時点のものです

(柿の庭WEB担当 柿右衛門)




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